昨日と違って、ものすごい強い風が吹いている。
強い風にしかめっつらになりながら歩く私の横を4~5才の少年ふたりが駆け抜けていった。 手を翼のようにひろげ、楽しげに舞いながら。 彼らはこの風にのって空を飛んでいるのでした。 鳥になって。 なんだか自由だなあ。 身をまかせてみると、なるほど強いがとてもやさしい風でした。 カニャークマリはヒンドゥ教にとって聖地であるため、インド中から人々がやってきます。 この日、印象的だったのはジャンムー・カシミールから来たという親子との出会い。 カシミールはインド最北の州。そんな遠くから何日もかけてバスできたそうです。 やさしい親子で、夕日を見ながらチャナ(ひよこまめ)をつまみにおしゃべり。 別れ際、お父さんがひとこと。 「お前たち(私とお母さん)、顔がそっくりだよ。」 たしかに初対面ながら親近感はあったけど、そうかー似てたのかー。 それだけだけど、なんだかうれしかったです。 町もいい具合に小さいし、人はやさしいし、果物もおいしいし、 ずっとここにいてもいいかな、と思うほどカニャークマリは素敵な町でした。
by ya_switch_nao
| 2006-01-27 18:23
| インドのこと
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